251日目

明日はポテチの避妊手術の日だ。
何にも知らないポテチを見ているとなんとなく可哀想に思えた。
シャルルの時も朝何気なく甘えてくるシャルルに対して、これから病院に連れて行かなければならなかったことに罪悪感を感じたことを覚えている。
ただ今回は二回目なので、初めての時ほど心配ではなかった。
餌の時間になると催促鳴きするくらい食いしん坊なポテチに朝ごはんをあげられないのもなんか気の毒だ。
これから連休でもあるが、明日が早く来てほしいような来てほしくないような何とも複雑な心境だ。

252日目

今日はポテチの避妊手術の日だった。
何かを察したのか、いつもキャリーを出すと自分からすぐ入るポテチだが今日は全く入らなかった。
何も知らないポテチをキャリーに入れる時はなんとなく心苦しかった。
まず、血液検査などを行い、問題なければ本日手術を行うとのことだった。
自分は仕事があったため、病院に連れて行く時は家族にお願いした。
どうやら、車が動いている時は揺れが怖いのか鳴いているようだった。

迎えは18時くらいだったので、自分が病院に行った。
術後のエリザベスカラーをつけて弱々しく見えたポテチを見た時にシャルルの時を思い出して心苦しい気持ちになった。
帰りも車の中で全く鳴くこともなくて、元気がなさそうで非常に心配した。
先生からも「今日は食欲がないと思うため、21時くらいに半分だけ与えてください」と言われた。
ただ、予想通り食いしん坊のポテチは食欲だけはめちゃくちゃあった。
なんだかんだ元気な姿を見れたことに安心した。

シャルルも今日1日ポテチの姿がないためか、いつも以上に室内を色々と探索しているように思えた。
ポテチが帰ってきたら心配するだろうと思っていたが、予想に反してシャーを連発していた。
ポテチと初めて会わせた時と全く同じ反応だったので、エリザベスカラーをつけているためか新しい猫が来たと勘違いしているのかもしれない。
今ポテチはお腹の毛も剃っており、喧嘩になって急所を攻撃されるのは非常にまずいため、人が見ていない時はケージに入ってもらおうと思っている。
とにかく無事に避妊手術も終えたので安心したと同時に、後は少しでも早くいつものポテチに戻ってもらいたいと願っている。

253日目

今日の午前中はポテチがエリザベスカラーだと何か不自由そうだったため、シャルルの時に購入したエリザベスウェアを着用させた。
首輪もそうだが、ポテチは何かを装着されるのが好きではないのでストレス面なども考慮すると少々心配だ。
猫によっては、エリザベスウェアを食いちぎって食べてしまう猫もいるようなので、結論としては多少エリザベスウェアに慣れるまではエリザベスカラーと併用して使うことにした。
現に、エリザベスウェアだけの時はエリザベスウェアをかじっていた。

また、エリザベスカラーをつけていたためかシャルルに違う猫だと認識されているのかシャーをされていた。
ただ、カラーを外した際も相変わらずシャーをされていた。
5ヶ月くらい一緒にいたポテチのことを忘れてしまったのだろうか。
それとも病院で借りたエリザベルカラーの匂いなどから違う猫だと思ってしまっているのだろうか。
もし前者だったなら、旅行などに行った際に飼い主のことを忘れてしまわないか少々不安だ。

254日目

今日は見ている間だけ、ポテチのエリザベスカラーを外してあげた。
ただ、エリザベスウェアに関しては着用してもらっている。
今日見ていた限りではエリザベスウェアをかじることはなかったので、エリザベスカラーを外してエリザベスウェアだけでも問題ないのかもしれないと思った。
ただ、人間が見ていない夜間の間は一応エリザベスカラーを着用してもらうようにしている。
また、エリザベスカラーを取った際は今までグルーミングできなかったストレスのためか、エリザベスウェアごと一生懸命グルーミングしていた。
やはり、猫にとってはグルーミングできないことは相当なストレスになるのかもしれない。

あと、相変わらずシャルルはポテチが近づく度に唸ったり、シャーをしていた。
5ヶ月くらい一緒にいたが、エリザベスウェアを着ていると違う猫だと思ってしまっているのだろうか。
シャルルの心境が全くわからない今日この頃だ。
続く。

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